このページでは証券投資計算、計算方法を中心に触れていきます。
計算問題は配点が高いため、公式をしっかり覚えて得点源にできるよう十分に理解を深めましょう。
公式確認用問題
問題1
株価収益率(PER)は、1株当たりの当期純利益を株価で除して求められる。
問題2
株価純資産倍率(PBR)は、株価を1株当たり純資産で除して求められる。
問題3
問題4
問題5
問題6
EV/EBITDA倍率が低ければ、株価は割安である。
問題7
計算問題
問題1
1:1.5の株式分割を行う上場銘柄Aの権利付相場は900円であった。権利落後の値段が560円になったとすれれば、権利付相場の900円に対して幾ら値下がりしたことになるか。
問題2
(単位:百万円)
総資本 | 自己資本 | 総資本自己資本(期末) | 売上高当期純利益(税引後) | |
---|---|---|---|---|
2020年3月 | 2,380 | 1,900 | 4,240 | 800 |
2019年3月 | 2,100 | 1,650 | 3,270 | 300 |
問題3
以下の会社(年1回決算)の株か純資産倍率(PBR)および株価収益率(PER)をそれぞれ算出せよ。なお、答えは小数点第2位以下を切り捨てること。
発行済み株式総数 400万株 純資産50億円 総負債 10億円
株価(時価)1,200円 当期(純)利益 3億6,000万円
問題4
次の会社の当期における株価キャッシュフロー倍率(PCFR)を算出せよ。
資本金 300億円 発行済株式数 5億枚 減価償却費 20億円
株価 1,350円 当期(純)利益 130億円
問題5
なお、答えは小数点第3位以下を切り捨てること。
問題6
ある個人(居住者)が、取引所取引で現物取引により上場銘柄A社株式を10,000株成り行き注文で売り委託したところ、同一日に896円で8,000株、895円で2,000株の約定が成立した。この場合の受渡金額はいくらか。
株式委託手数料は下表に基づき計算をし、これ以外にかかる費用はないものとする。
約定代金 | 委託手数料額 |
---|---|
100万円超 500万円以下の場合 | 約定代金×0.900%+2,500円 |
500万円超 1,000万円以下の場合 | 約定代金×0.700%+12,500円 |
上式による算出額に8%の消費税相当額が加算される |